ジンクス

疑問や不安を医師やスタッフに伝えるのも妊活

一般的な病気では、ついつい患者側は診察において受け身になりがちです。
自分の病気について最初はよく分からない、ということもありますが、基本的にはお医者様の言うとおりに治療を進めてくことになります。
最近では医療現場での説明義務、いわゆるインフォームドコンセントが非常に重要視されています。
病状や治療方法について、患者側にきちんと説明し、納得をした上で治療を行ってもらうというものですね。
ひと昔前までは、このような説明があまりされないケースも多く見られました。
病気にかかっているのはあくまでも自分なので、きちんと病状を把握できるという点でもこうした説明はありがたいものです。

それでは、妊活で婦人科にかかるケースを考えてみましょう。
妊活の場合、こうした病気で治療を受けるのとは少々違ってきます。
自分から赤ちゃんが授かりたいと考え、治療を受けることになりますので、一般的に考えても能動的に行動をされていることになるでしょう。
婦人科での治療に関しても、きちんと自分の身体の状態や、受精、着床のメカニズムを理解した上でないと、治療を進めることが難しくなってしまいます。
婦人科での診療以上に、自分自身の生活管理が重要となってくるのです。
ですから、効率的な妊娠活動を進めるためにも、基本的なことはきちんと自分で勉強しておくことが大切ですね。
その上で疑問に感じたこと、不安なことがあれば、その都度きちんとお医者様やスタッフに伝えていきましょう。
説明義務があるとはいえ、お医者様は必要最低限のことしか説明してはくれません。
説明されなかったことについては、理解していると判断されて治療は進められていきます。
不安を残しながらの治療は、それだけで効果が半減してしまいます。
専門家ではないのですから、わからないことはあって当たり前です。
安心して治療を最大限効果的に受けるためにも、質問は積極的に行いましょう。
ただし、1人当たりの診察時間は限られています。