ジンクス

妊活では診療内容を事前に把握

不妊治療を行うに当たって、不安をいだくのは仕方のないことです。
ただでさえ、赤ちゃんが授からないことでストレスを感じているのです。
不安になるのも当然と言えますね。
中には、婦人科での診察自体が初めてという方もいらっしゃるでしょう。
他の病気でかかる一般的な診察とは違い、内診方法も独特です。
ですから、少しでも不安を払拭出来るよう、事前にどんな診療が行われるのかを調べ、理解しておけると良いですね。

まず、初診では自分の現在の状況を医師に報告すると共に確認していきます。
定義としては、平均的な夫婦生活を持ち、2年経過しても自然な妊娠が見込めない場合に不妊症と判断されるようです。
夫婦生活についてや、月経の様子など、不妊の原因を探るための問診となります。
この時、出来れば基礎体温表を数か月分持参できると良いですね。
最初から基礎体温表を持っていけば、不妊の原因の特定に非常に役立ちます。
今まではあまり気にしていなかった人も、妊活をすると決めたら、その時から基礎体温をきちんと計っておきましょう。
生理周期についても、手帳にメモなどをして忘れずにおくことが大切です。

続いてパートナーの検査が必要になります。
不妊は、女性だけでなく男性側に原因がある場合も多いのです。
妊活は夫婦揃って行うものですので、パートナーにもそのことを理解してもらい、検査を受けてもらいましょう。
理想は一緒に来院することですが、どうしても難しい場合は精子を持ち込んで検査を受けることも可能です。
自分のかかるクリニックで確認をして下さい。

こうした検査によってだいたいの原因がわかったら、自分たちの状況に合った具体的な治療に入っていきます。
通常は、タイミング法と呼ばれる、排卵時期に合わせて性生活を持つ方法が最初に試されます。
それで結果が出なければ人工授精、体外受精、というようにステップアップしていくことになります。
診療内容について確認出来たら、準備をしっかりして婦人科にかかりましょうね。